神戸ポートアイランド博覧会が開催された1981年、Bobby’s は神戸トアロードに誕生しました。
「ポートピア(PORTOPIA)’81」の愛称でも親しまれた、この博覧会のメインテーマは「新しい“海の文化都市”の創造」
私たちBobby’s もそのテーマに負けぬよう、海と共に生きる神戸っ子に愛される商品開発に着手しました。
セールクロスやウエットスーツ地で初めてバッグを作ったのは私たちBobby’s です。
又、当時の流行であったプレッピースタイルにマリントラッドの要素をを取り入れたTシャツやトレーナーを開発。
それは、神戸ファッション界に大きなムーブメントを呼び、Bobby’s ブランドは一躍時代の寵児となりました。
けれども、ファッション業界の時代の流れは速く、Bobby’s もリセエンヌスタイルに大きく舵を切ります。
1985年には大阪梅田の阪急ファイブに支店をオープン!
Bobby’s は神戸だけでなく、関西ファッション界にもその名を響かせることになります。
街には、Bobby’s のロゴの入ったバッグを持つ若者が溢れ、
阪神間にてそれを見ない日はないといっても過言ではありませんでした。
その後、トアロード本店をセンター街に移転。長らく変わらぬ人気を誇っていましたが、
1995年の阪神淡路大震災にて被災。一時撤退を余儀なくされました。
そして、2018年。神戸港開港150年の今年、Bobby’s はウエブ上にて復活致します。
新素材の本物のセールクロスやオープンカーの幌の生地を使用したバッグ、
厳しいアウトドア環境に屈しないウエアの開発など、日々研究の毎日です。
過去を懐かしむのではなく、40年の経験と英知を結集し、
「海」と「山」をテーマにした新しい商品開発に邁進するつもりです。